第7夜 金太郎くん

3月19日 7日前です。
先ほどからテレビのニュースでは、下りカシオペアのラストランが報じられています。
たぶん3/21には、在来線特急「スーパー白鳥」引退の報道で持ちきりになるでしょう。
今夜はそんななかで、ひっそりと退役の花道を歩む、縁の下の力持ちのお話です。

~~金太郎くん~~

EH500形機関車、愛称を「金太郎」といいます。
青函トンネルは旅客ばかりでなく、北海道と本州方面の各地を結ぶ物流の大動脈。
貨物列車ダイヤの合間をぬって、スーパー白鳥やカシオペアが走っているといっても過言ではありません。
そうした主にコンテナ貨物の牽引を受け持って、青函トンネルで活躍してきたのが、この「金太郎」クンでした。
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金太郎クンは電圧20,000ボルト仕様の機関車、
青函トンネルを含む新幹線との共用区間は25,000ボルトとなるため、機関車は可変電圧仕様のものが必要になるので、金太郎クンはこのたび青函トンネルからは退役となり、現在ともに活躍中のEH800形にその役割を譲ることになります。

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ちなみに北海道のコンテナ輸送では、電化区間が少ないため、青函トンネルを引いてきた金太郎クンは、函館駅近くの函館貨物ターミナル駅で、ディーゼル機関車のDF200形、愛称「RED BEAR」(赤熊)クンとバトンタッチします。
金太郎クンと赤熊クンのバトンタッチって、なんだか童話に出て来そうなストーリーですね。
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金太郎クン、お疲れ様でした。これからも本州で頑張ってください。

(撮影・文 田村昌弘)

1枚目 EH500形電気機関車 交流20000Vと直流の両区間を走行可能「金太郎」
23枚目 EH800形電気機関車 交流20000Vと交流25000Vに対応(愛称未定)
4枚目 DF200形ディーゼル機関車 非電化区間も走行可能「レッドベア」

●おまけ
関東でみる金太郎
さらに西を走る「桃太郎」(奥の青色)との交代シーン(撮影:紀あさ)
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函館で金太郎と会えなくなるのはさみしいけれど、
引退ではなく東北-関東間では直流電流区間があり
金太郎はこれからも活躍するので
もしかすると新幹線で東京まで向かうときに
どこかで金太郎を見かけることがあるかもしれません。

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